昨年、デビュー50周年を迎えた、アルフィー(正式名称はTHE ALFEE)。
アルフィーは、数々の日本の音楽史を彩ってきた(塗り替えてきた?)、日本一のご長寿ロックバンドです。
2025年2月24日『しゃべくり007』に、アルフィーが出演しました。
一体どんな面白トークが展開されたのか?
番組を振り返って、もう一度大笑いしたいと思います!
番組を見ていない方にも楽しんでもらえると思いますよ。
そして、『しゃべくり007』の内容と併せて、アルフィー(THE ALFEE)のメンバーをご紹介します。
どうぞ最後までお読みくださいね。
アルフィー(THE ALFEE)のメンバーは桜井、坂崎、高見沢。全員70歳!
アルフィーの正式名称は、THE ALFEE(ジ・アルフィー)。
アルフィーは、今年デビュー51年目を迎える、3人組ご長寿ロックバンドです。
先ずは、アルフィーのメンバーを簡単にご紹介。
詳しいメンバープロフィールは、これから追記していきますので、楽しみにお待ちください。
アルフィーの3人は、並んだ時の定位置があります。
先ずは向かって左の、髭とサングラスが目印の、
桜井賢(さくらいまさる)さん
ボーカル、ベース担当
1955年1月20日生まれ(70歳!)、A型。
アルフィー桜井さんの音楽のルーツは、サイモン&ガーファンクル。
アルフィー桜井さんはコワモテの容貌からは程遠い、美声の持ち主。
そして、アルフィーのお笑い担当&宣伝部長です。
埼玉県秩父市荒川村の出身。(荒川村は市町村合併により、現在は秩父市)
アルフィー桜井さんのご実家は、祖父の太傳治さんが始めた酒屋『櫻井太傳治商店』(さくらいたでんじしょうてん)。
ファンが桜井さんの実家のお店を訪れると、お兄様2人が色々お話してくれるそうです。
お次は真ん中の、やさしげなメガネくん、
坂崎幸之助(さかざきこうのすけ)さん
ボーカル、アコースティックギター、パーカッション、ブルースハープ担当
1954年4月15日生まれ(70歳!!)、O型
東京都墨田区出身。
坂崎さんの音楽のルーツは、ビートルズと吉田拓郎さん。
本名は、坂崎幸二さんです。(インパクトを考えて、芸名を”幸之助”にしたそうです)
アルフィー坂崎さんのご実家は、桜井さんと同じく酒屋の『武蔵屋坂崎商店』。
ファンが坂崎さんの実家のお店を訪れると、お兄様がギターを弾いてくれるとか。
アルフィー坂崎さんは、下町育ちで、初対面の人とも仲良くなれる特技の持ち主。
多趣味で、業界随一のフォークソング通としても知られています。
そして、最後は右側の、とにかくド派手な王子様ルック、
高見沢俊彦(たかみざわとしひこ)さん
ボーカル、エレキギター、ほとんどの作詞・作曲担当
1954年4月17日生まれ(70歳!!!) A型
埼玉県蕨市出身。
アルフィー(THE ALFEE)のリーダーです。
アルフィー高見沢さんは、近年は作家として小説の執筆もしています。
高見沢さんの音楽のルーツは、ビートルズ、レッド・ツェッペリン。
アルフィー高見沢さんは、お父さんが中学校の校長先生という厳格な家庭に育ちました。
アルフィー高見沢さんは、見た目と違って体育会系。トレーニングで身体を鍛えて、ライブに備えています。
3人とも年齢は70歳!
3人合わせて、なんと210歳!
もはや大御所の域なのに、見た目の若さからか、ほんわかした雰囲気からか、「俺たち大御所感ないもんなー」だそうです。
しゃべくりメンバーからも、「若い人たちにうるさい事とかいわないでしょ?」
「言わない、言わないですよ~」
「あ、桜井はときどき言うけどね~」ですって・・・
アルフィー(THE ALFEE)が『しゃべくり007』に登場!
アルフィー(正式名称はTHE ALFEE)は、見た目はバラバラ超個性的。
でも学生時代のままの関係性でとにかく仲良し。
アルフィーは、50年の間、解散の危機は一度もなかったそうです。
アルフィー(THE ALFEE)は、楽曲がおススメなのはもちろんですが、なんといっても3人の掛け合い(トリオ漫才⁈)が面白いのです。
以前、NHKの『SONGS』に、アルフィーが出演した時も、番組責任者の大泉洋さんが、「こんなに笑った収録はない」と話していました。
2月24日、満を持して、50周年を迎えたアルフィー(THE ALFEE)が、『しゃべくり007』に出演しました。
『しゃべくり007』は、日本テレビ系で毎週月曜日21時からの放送。
『しゃべくり007』は、毎回ゲストを迎えて、ゲストについて深堀りしながら、わいわい楽しいトークを展開しています。
人気・実力を兼ね備えた夢の芸人3組7人(ネプチューン×くりぃむしちゅー×チュートリアル)による“大型トークバラエティー”!
確かに、ネプチューン、くりぃむしちゅー、チュートリアルが集結した番組って豪華ですよね。
『しゃべくり007』の豪華メンバー7人と、アルフィー3人の年季の入った掛け合いトーク。
面白いに決まってますよね~
話術にたけた総勢10人のおしゃべりが、たった54分の枠に収まるわけないじゃないですか~
2時間スペシャルにしてもいいくらいよ~!
アルフィー(THE ALFEE)メンバーの子ども時代は?
スタジオには、アルフィー3人の子ども時代を知る、同級生の方々9人が招かれていました。
番組特製の写真アルバムをめくりながら、話が進んで行きます。
アルフィー3人の子ども時代について尋ねられると、同級生の方々から次々と証言が飛び出しました。
高見沢さんは、勉強よし、運動よし、顔よしのパーフェクトで、田舎町では目立っていたそうです。
桜井さんは、大きなお店のお坊ちゃまで、いい服を身に着けていたとか。卓球の試合では、相手を笑わせて点を取るインチキをしていたそう。
坂崎さんは、”下町の神童”と呼ばれていたと語っていましたが、それは自称だと曝露がありました。いつもギターを弾いて、みんなを気持ちよく歌わせていたそうです。
『しゃべくり007』の実際の収録時間は、2時間ほどだったようです。
スタジオに招かれた同級生の方々の話は、残念ながらかなりカットされていたとか。
アルフィー(THE ALFEE)メンバーの出逢いは?バンド誕生秘話は?
アルフィーの桜井さんと高見沢さんは、明治学院高校の同級生です。
が、2人は別々のクラスで、フォークとロックで音楽性も違っていたので、面識があった程度だったそうです。
桜井さんは、アルフィーの前身である、コピーバンド「コンフィデンス」を組んで、よくサイモン&ガーファンクルを歌っていたそうです。
桜井さんの伸びやかなボーカルは、女子生徒にも大人気だったそうですよ。
高見沢さんは、放課後の教室から聴こえてくる桜井さんの歌声を、レコードかと思ったことがあるとか。
70歳を迎えた今でも、桜井さんの声は全く衰え知らずです。
それは、ずっと休まず歌い続けてきたから、この一言に尽きるでしょうね。
一方、高見沢さんは、文化祭でハードロックバンドを組み、高い声で歌っていたとか。
『しゃべくり007』メンバーから、高見沢さんも人気だったのか?と聞かれた桜井さん、
「もう、大変でしたよ!中庭でね、犬がワンワン・・・」
当時は、ロックは不良の音楽という風潮があった頃。
残念ですが、高見沢さんたちは、うるさい音楽と思われていたようですね。
桜井さんのバンド・コンフィデンスは、コンテストで優勝するほどの実力でした。
同じコンテストに参加していたのが、坂崎さんのバンド。
年上の参加者ばかりの中、高校生バンド同士、意気投合したそうです。
後日、コンフィデンスのメンバーとバッタリ会った坂崎さんは、コンフィデンスの練習に参加し、
「こいつ、帰らずに、そのままずーっといるんですよ、50年!」(桜井さん談)
坂崎さんは、桜井さんと一緒に音楽をやるために、明治学院大学に進みました。
同じく明治学院大学に進学していた高見沢さん。
入学後、バッタリ会った坂崎さんと音楽の話で盛り上がり、
「明日コンテストに一緒に出ない?」
と誘われ、ついて行きました。
何も事情を知らない、元祖メンバーの桜井さんは、
「見学?あ、一緒に出るの?・・・まあ、いいけど。って、それからこいつ、ずーっといるんですよ、50年!」
以上が、アルフィーメンバーの出逢いと、バンド誕生秘話なのでした。
アルフィー(THE ALFEE)デビュー時の悲劇
アルフィーのデビュー当時の悲劇も紹介されました。
デビュー当時のグループ名の綴りは「alfie」。
当時の所属事務所の田辺エージェンシーから付けられた名前だったようです。
『しゃべくり007』でMCの上田さんから、
「アルフィーの名前の発案は、せめて3人の中の誰かであってほしかった~」との発言がありましたが。
アルフィー桜井さん曰く「名前はどうでもよかったのよ~」
いくぶん、なげやり・・・
実はアルフィーのデビューは、”アイドルフォークバンド”としてでした。
グループ名も、作詞作曲も、プロデュースもすべて、所属事務所とレコード会社に言われるがままだったそうです。
アルフィーのデビューが決まり、桜井さんのメインボーカルで、レコードのA・B面を制作していました。
レコード会社に、新たなメンバー高見沢さんを紹介すると、
高見沢さんを見たディレクターが、
「高見沢君、いいルックスしてるねえ。もう1曲つくろうか。」と・・・
結局、デビュー曲のA面「夏しぐれ」を、ギター担当で加入したはずの高見沢さんが、ハンドマイクで歌うはめに。
そして、A面を歌うはずだった桜井さんは、B面「危険なリンゴ」を担当。
以来5年間、桜井さんはずっとB面担当だったとか。
しかも、高見沢さんが歌っているとき、桜井さんは間が持たないので、エアギターをやっていたそうです!
アルフィー(THE ALFEE)「メリーアン」ヒットまで苦節10年
アルフィーは、デビューから苦節10年を経て、ようやく「メリーアン」が大ヒットしました。
アルフィーが10年間売れなかったと聞いて、『しゃべくり007』メンバーは、デビュー後すぐに売れたのかと思っていた、と驚いていました。
アルフィーは、売れなかった時代、自分たちで楽曲制作を始めたり、かまやつひろしさんや研ナオコさんのバックバンドで腕を磨いたり。
地道にライブを積み重ね、「メリーアン」のヒット前、すでに日本武道館を満席にするほど、ライブ動員数が増えていました。
「ヒット曲なしで武道館!」とメディアにも取り上げられ、
「あとはヒット曲を出すだけだ!」と機運が高まっていたそうです。
が、作詞作曲を担当する高見沢さんは、シングル曲を書いても書いてもヒットせず、もうお手上げ!宣言をしていたそうです。
武道館公演直前、ディレクターから、アルバム曲の「メリーアン」のシングルカットを提案され、シングルとして発売しました。
それが見事的中!
ようやくヒット曲が生まれたのです。
高見沢さんは、「自分たちが好きなように書いた曲が受け入れられるんだ」と実感したそうです。
「メリーアン」がヒットした1983年の大みそか、アルフィーは、『第34回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしました。
私は、この時の紅白で、アルフィーファンになったんですよ。懐かしいなあ・・・
アルフィー(THE ALFEE)紅白でZ世代にバズる?
「メリーアン」がヒットして、これであと10年安泰だと思っていたアルフィー高見沢さん。
ところが、レコード会社のディレクターから、
「次はどうする?次が売れるかどうかが肝心だ。一発屋で終わるか、長く続けられるかが決まる!」
と言われ、必死に作った楽曲が「星空のディスタンス」。
アルフィーは、昨年(2024年)、『第75回NHK紅白歌合戦』に、41年ぶり2回目の出場を果たし、「星空のディスタンス」を披露しました。
アルフィーの姿は、紅白のオープニングから中央に映っていて、にこにこノリノリな様子が、SNSで話題になりました。
特に、”こっちのけんと”さんの「ギリギリダンス」を一生懸命踊ろうとする、アルフィー桜井さんが「かわいい~」と評判に!
ところが、「星空のディスタンス」が始まると、かわいい桜井さんが一変し、つややかで迫力ある歌声を放つではありませんか!
これぞ、アルフィー!!!
スタジオには、Z世代のアルフィーファンの姿もありました。
偶然、アルフィーのライブ動画を見てファンになった人。
楽曲ではなく、「アルフィーキッチン」から入った人も結構多いようですね。
これは、夏のイベントのDVDパンフレット企画で、アルフィー3人が料理をする動画のことです。
Z世代の若者は動画を見て、
「料理が下手すぎて、なんだこの面白いおじさんたち」
と思っていたら、歌うんだ!と知ってまたビックリするようで・・・
先ずは、TikTokの『アルフィーキッチン公式』で、その面白さをご確認くださいませ~
抱腹絶倒することをお約束します。
アルフィー(THE ALFEE)がコスプレ?
コスプレは、ずばり、高見沢さんですね。
たまに、桜井さんもステージ上で、着ながし姿や着ぐるみ姿になることがありますが・・・
高見沢さんのコスプレは、『しゃべくり007』の番組内でも映像が紹介されました。
高見沢さんは、これまで幾度となく、ステージとイベントごとが重なると、
桜井さんの誕生日祝いに、女子高生の制服姿。
坂崎さんの古希祝いに、ウエディングドレス姿など
様々なコスプレに挑戦してきました。
それも全部、女性ものばかり?
似合ってるだけに、なんも言えない・・・
アルフィー(THE ALFEE)のライブは?
音楽以外では、天然ぶりや無茶ぶりを発揮しまくる、アルフィー高見沢さんですが、
高見沢さんの作る楽曲はメロディアスでドラマチック。
アルフィーの歌詞には多くのファンが励まされ、奮い立たされ、そして癒されてきました。
アルフィーの50年間積み重ねた、三声のコーラスは珠玉の一品です。
アルフィーと出逢った12年前から、大ファンだという声優の宮野真守さんからのコメントがありました。
宮野真守さんは、特に高見沢さんと付き合いが深く、『高見沢俊彦の美味しい音楽美しいメシ』にも出演していました。
「50周年記念イベントで、ファンの方1万人分のサインを書いたと聞いて驚きました!高見沢さんからは、”愛と筋肉は育てるもの”と教えていただきました。50年間、ずっとコンサートの企画演出を考え、続けることは本当に大変なことですよ!」
と、宮野真守さんからのリスペクトを込めたコメントでした。
アルフィーの3人は、御年70歳には見えない、思えない、若さとパワーにあふれています。
『しゃべくり007』のメンバーのみなさんも、アルフィーパワーにおそらくたじたじだったでしょう。
お茶の間のみなさんにも大ウケしたのは、きっとまちがいなし!
改めて念押ししておきますが、あくまでもアルフィー(THE ALFEE)の本業は、ミュージシャンで、ロックバンドです!
もし、あなたが、アルフィー(THE ALFEE)の生のライブを初めて見たら、あまりのパワーとカッコ良さに、きっとひっくり返りますよ~
(実は、ライブでトリオ漫才も見られます・・・)
アルフィー(THE ALFEE)は50周年を迎え、嬉しいことに新しい、若いファンの方が増えています。
先述の、TikTok「アルフィーキッチン」を見て、アルフィーファンになった方も多いようです!
アルフィーは歴史が長い分、ファンもかなり年季の入った方(私のように)がほとんどなのですが。
毎回、坂崎さんが、ライブ中のMCで、
「アルフィーのコンサートに、今日初めて参加した人?」
と尋ねます。
そのたび、私の地元の会場でも、数十人の手が挙がり、新しいファンがまた増えてる⁈と感嘆しています。
おかげでアルフィーのライブチケットは毎度、争奪戦・・・
なかなかチケットが当たらない、との悲しみの声が聞こえてきます。
けれど、アルフィー(THE ALFEE)は、まだまだ精力的に全国の会場を回ってくれています。
ぜひ、一度、アルフィー(THE ALFEE)のライブを体感してみてくださいね。
アルフィー沼に沼落ちしても責任は取れませんので、あしからず。