川崎鷹也さんのイメージは・・・
ヴォーカリストを志した頃は、「特徴的な声」以外、何も持っていなかった人。
だけど今や、ソーシャルメディアでのヒットをきっかけに、何でも持っている人!
そんな風に表現したいシンガーソングライターです。
川崎鷹也さんとはどんな人なのでしょう?
川崎鷹也さんのプロフィール、経歴をまとめましたのでご覧ください。
川崎鷹也はどんな人?プロフィール、経歴は?
川崎鷹也(かわさき たかや)さんは、シンガーソングライターです。
1995年5月16日生まれの29歳。
栃木県那須塩原市の出身です。
2014年3月、栃木県立黒磯南高等学校を卒業。
2014年4月に上京し、ミューズモード音楽院・ボーカル専攻に入学しました。
川崎鷹也さんは、お父さんがライブバーを経営しており、幼いころから音楽が身近な存在だったようです。
あ~だから早くからミュージシャンを目指してたのか!
というわけではないのが、川崎鷹也さんの面白いところです。
お父さんはハードロックやパンクなどが好みで、お店に出演するバンドもそういうハード系の人たちが多く、近寄りがたい、怖い存在と感じていたそうです。
川崎鷹也さん自身は、親しみやすいJ‐ポップを幅広く聴いていたとか。
好んで聴いていたのは、声や歌に力を感じる、清水翔太、絢香、サザンオールスターズ、エレファントカシマシ、Superflyなどをあげています。
強い影響を受けた特定のアーティストはいないそうです。
川崎鷹也さんは、その頃はまだ、ミュージシャンになりたいとか確固たる思いはなかったのだそうです。
川崎鷹也さんは、高校3年生の文化祭でステージに立ち、同級生のピアノ伴奏で、HYの「366日」と、サザンオールスターズの「真夏の果実」を歌いました。
川崎鷹也さんが、人生で初めて、人前で歌ったステージは大好評でした!
ちょうど、川崎鷹也さんは、進路に悩んでいた頃で、あれこれ考えを巡らせました。
”このまま単純に就職して終わるのは嫌だ。ビッグになりたい、有名になりたい。”
”じゃあ何で有名になる?”
”好きなものがいい。身近に音楽があるな。カラオケで歌うことは好きだな。”
”じゃあ歌でビッグになれたらいいな。”
川崎鷹也さんは、歌が好評だった文化祭の翌日には、両親に向かって、
「東京で音楽の勉強をしたい」
と意思表明をしたそうです。
えっ?そこでもう、音楽への道決定?
なんだか、若者の気の迷い?若気の至り?みたいな流れですが・・・
実際にミュージシャンとして活躍している、川崎鷹也さんは、面白いだけでなく才能があったということでしょうね!
ただ、ミューズモード音楽院・ボーカル専攻に入学してからの川崎鷹也さんは、順風満帆とはいかなかったようです。
まだギターも弾けず、オリジナル曲もなく、劣等感を抱くこともあったみたいです。
(ギターは、ローンで6万円で購入したそうです。)
ただ不安と、根拠の無い自信だけがあったそうです。
ですが、川崎鷹也さんはそこであきらめず、毎日、学校とバイトと練習と、ハードな生活を送りながら努力を積み重ねました。
2016年3月、川崎鷹也さんは、ミューズモード音楽院を卒業し、先生の勧めで、音楽プロジェクト「Bocco.」に参加しました。
その後、川崎鷹也さんは、2017年7月に「Bocco.」を解散し、ソロ活動をスタートさせます。
川崎鷹也、結婚は?子どもは?
川崎鷹也さんは一般企業に就職し、音楽活動を継続していました。
そして、2018年には、同じ高校の2年先輩だった女性と結婚しています。
その後、2020年、2024年にお子さんが誕生しています。
おめでたいことですね!
川崎鷹也さんは、結婚を機にアーティスト人生が好転しているように見えます。
川崎鷹也さんは、各種インタビューでも、
「自分の歌は奥さんひとりに届けばいい」
と思って、楽曲を作っていると発言しています。
たったひとりの心に深く届くから、多くの人の共感も得られるということでしょうか。
2020年に「魔法の絨毯」が大ヒットし、会社員は辞めたそうです。
お子さんも誕生した頃なので、会社を辞めて、音楽だけで食べていく決心は、かなり大きな決断だったでしょう。
さぞや奥さんは不安に思って・・・と思いきや、
奥さんは二つ返事で背中を押してくれたとか!
奥さんはとっくに、川崎鷹也さんを支える覚悟をしていたのですね。
なんて器の大きな女性でしょうか!
川崎鷹也さんにとって、本当に奥さんの存在は偉大ですね。
もちろん、お子さんたちにも日々癒されて、パワーをもらっているのは間違いなさそう・・・
川崎鷹也「魔法の絨毯」がTikTokで話題に
2020年8月、TikTokで「魔法の絨毯」が人気となりました。
「魔法の絨毯」のストリーミング累計は、4億回再生を突破したというから驚きです!
川崎鷹也さんは、日本レコード協会から「トリプル・プラチナ認定」を授与されました。
川崎鷹也さんは、「TikTokはコメントのしやすさ、フットワークの軽さが他のSNSとは段違い。プロ、アマを問わず誰にでも同じようにチャンスがある。」
とTikTokの恩恵を語っていました。
また、川崎鷹也さんは、「自分は人に恵まれている」とも語っています。
人との出逢いに感謝する姿勢が、さらに出逢いを呼び、多くのファンを惹きつけていくのでしょうね。
川崎鷹也のメディア出演は?
やはり、TikTokでの「魔法の絨毯」の反響はかなり大きかったのですね。
2021年以降、川崎鷹也さんは、歌番組を中心に、様々な番組に出演の機会を得ています。
NHK『うたコン』、
フジテレビ『ミュージックフェア』、
テレビ朝日『関ジャム』、
日本テレビ『行列のできる相談所』、
TBSテレビ『第63回日本レコード大賞』、
TBSテレビ『音楽の日2022』
TBSテレビ『CDTVライブ!ライブ!年越しスペシャル2024→2025』
なるほど!沢山出演されてました。
これまで何度となく、テレビ番組で歌声を聴いたことある気がしてました・・・
2023年には、川崎鷹也さんは、なんと俳優デビューも果たしています。
映画『魔女の香水』
NHK夜ドラマ『褒めるひと、褒められるひと』
マルチな人ですねえ。今後も俳優業に力を入れていくのかな?
もちろんタイアップ曲も沢山ありました。
ほんの一部掲載します。
2022年「FLY HIGH」 ANA(全日本空輸)CMソング
2022年「愛の歌」 Netflixドラマ『君に届け』主題歌
2024年「夕陽の上」 テレビ東京系ドラマ『ひだまりが聴こえる』のエンディングテーマ。
川崎鷹也のライブは?
2024年の川崎鷹也さんは、全国15都市で3万人を動員する自身最大規模の全国ホールツアーを開催しました。
川崎鷹也さんの将来の夢は、自身で大規模フェスを開催する事だそうです。
2025年は、武部聡志さんのプロデュース公演に、川崎鷹也さんが出演予定です。
「billboard classics『川崎鷹也 Premium Orchestra Concert』~produced by 武部聡志」
ドラムのリズムが無いオーケストラをバックに歌うのは、大変技術が必要だと聞いたことがあります。
川崎鷹也さん、大抜擢ですね!
川崎鷹也さんは、これまでも、ライブやカバーアルバムなどで、音楽プロデューサーの武部聡志さんと共演しています。
あの武部聡志さんに、見い出されていたとは!
はやり川崎鷹也さんはタダ者ではない!
あの武部聡志さんとは・・・
1957年生まれ、東京都出身の作編曲家 / 音楽プロデューサー。
国立音楽大学在学時よりキーボーディスト / アレンジャーとして活躍する。
1983年より松任谷由実のコンサートツアーにおいて音楽監督を担当。
一青窈、今井美樹、ゆず、平井堅、JUJUらのプロデュースを務める。
テレビドラマや映画の劇中音楽、フジテレビ系音楽番組「MUSIC FAIR」「FNS歌謡祭」の音楽監督など多岐にわたり活動している。
という音楽界の大御所なのです。
そんな武部聡志さんは、先ず、川崎鷹也さんの声質に惹かれたそうです。
川崎鷹也さんについて、「色々な人との出会いや、聴いている音楽をどんどん吸収し、頼もしいヴォーカリストに成長している」とナタリーのインタビューで語っていました。
川崎鷹也さんは、念願だったヴォーカリストとして成功し、温かい家庭も築き、俳優業までこなし・・・
今や、マルチな才能を開花させています。