次回の『SONGS』は、大御所中の大御所!
日本を代表するシンガーソングライター、さだまさしさんとのことです。
今年、活動52年目を迎えたさだまさしさん。
いつも思うのですが、さだまさしさんの歌声は、どうしてあんなに感動的なのでしょう?
俳優としても、ドラマにいい味を添えてくれますし・・・
本当にリスペクトしかない、素晴らしい御方です!
『SONGS』の放送は、NHK総合、2025年5月1日夜10時からです。
『SONGS』さだまさし〜まだまだ知らないさだまさし〜珠玉の名曲&とっておきの話!
放送日:2025年5月1日 予告
『SONGS』への出演は、2年ぶり11回目!
11回目?そんなに出演しても、まだなおネタが尽きないとは・・・
さだまさしさんの人間的魅力と、フィールドの大きさでしょうか。
今回は、さだまさしさんをよく知る人たちが、
600を超える楽曲から選んだ、珠玉の名曲を紹介してくれるそうです!
番組に登場する、さだまさしさんをよく知る人たちとは、
『今夜も生でさだまさし』を担当する放送作家・井上知幸さん。
30年にわたって、さださんを支えるバンドリーダー・倉田信雄さん。
45年の歴史を持つ「早稲田大学さだまさし研究会」のメンバー。
「早稲田大学さだまさし研究会」??
さだまさしさんくらい大物になると、”研究対象”になるんですねえ。
一体、さだまさしさんの何をどんなふうに研究しているのでしょうか⁈
そして、番組責任者の大泉洋さんと、さだまさしさんが、
楽曲に込められた思いや、制作秘話を語り尽くすそうです。
予告では、さだまさしさんから「ヴァイオリン」の言葉が出ていましたが、
ヴァイオリン演奏につていも触れられるのでしょうか。
面白トークのさだまさしさんの方がなじみがありますが、
実はさだまさしさんは、ヴァイオリンの名手でもあるのですよね。
スタジオパフォーマンスでは、
さだまさしさんのライブの定番曲「長崎小夜曲」、
最も演奏が難しいといわれる「舞姫」、
2本のギターとの出会いから生まれた「生命の樹~Tree of Life~」
を披露されるそうです。
いつも、さだまさしさんには、面白トークで大笑いさせられたと思えば、
歌声にじーんと感動させられ・・・本当に笑ったり泣いたり忙しいんです。
『SONGS さだまさし~まだまだ知らないさだまさし』は、
NHK総合、2025年5月1日(木)22:00~22:45の放送予定です。
さだまさし、『SONGS』出演11回目!
グレープ時代のアルバムも含めると、49作!
まもなく50作目も出来上がるそうです。
さだまさしさんは、今年活動52年目とのことなので、
ほぼ毎年アルバムを制作していることになりますねえ。
ご自身も「勤勉ですね」だそうです!
いや本当に。
勤勉なのは間違いないですが、よくまあそんなに沢山の楽曲を作れるものですねえ…
今回、さだまさしさんをよく知る人物から、おススメの名曲の紹介があるとのことです。
さだまさしを熟知?「早稲田大学さだまさし研究所」
先ず紹介されたのは、1980年設立の「早稲田大学さだまさし研究所」⁈
「早稲田大学さだまさし研究所」は、
さだまさしさんの曲を演奏したり、曲の聖地巡礼をしたり、
誰よりもどこよりも、さだまさしさんを深く研究しているグループのようです。
紹介してくれた幹事長の伊藤さんは、「つゆのあとさき」を紹介してくれました。
「つゆのあとさき」は、卒業ソングと捉えられているけれど、聴く人によって色々な別れが重なるとの分析でした。
伊藤さんは、お父さんとの別れを思い出すそうです。
元幹事長の大藪さんは、「黄昏迄(たそがれまで)」を紹介。
イントロからピアノが美しくて、さだまさしさんの原体験に長崎の海があると感じるそうです。
メンバーは、みなさん早稲田大学の現役学生さんなのですよね?
さだまさしさんの楽曲は、世代を超えて愛されて・・・いや、研究されているわけですね。
広報長の沢田さんは、「長崎小夜曲(ながさきシティセレナーデ)」。
長崎特有の歌詞がステキで、さだまさしさんの魅力が詰まっているので、みんなに聴いてほしいとのことでした。
熱いっ!!早稲田の学生の想いが詰まった紹介でしたよ~
さだまさしを本音で斬る!放送作家の井上知幸
続いては、『今夜も生でさだまさし』でおなじみの、放送作家の井上知幸さん。
さだまさしさんの魅力を、
「人の意表を突くところ、裏切るところ、それを全部含めてずるいところ」
と語ります。
紹介するのは、「関白宣言」をもとに作られた「関白失脚」!
関白宣言した男が、奥さんの尻に敷かれて虐げられている・・・ところが後半は「がんばれ、がんばれ」とエールを送っています。
マイナーで始まるこの「関白失脚」は衝撃ですねえ。
さだまさしさんは「関白宣言」が流行っていた頃から、シャレで歌っていたそうです。
さだまさしさんは、2011年の東日本大震災直後に被災地を訪れ、集まったお客さんからリクエストされ、「関白失脚」を歌ったそうです。
「がんばれ、がんばれ♪」を、会場中で合唱して、その後大人たちは泣いていたのだとか。
きっと、会場のお客さんはつかの間、さだまさしさんの音楽に癒されたことでしょう。
そして、さだまさしさんは、逆に自分が元気をもらうのだと話します。
さだまさしさんは、勇気をもって被災地を訪れ、
「音楽って、辛い中でも時折いいことがある」と感じたそうです。
さだまさしのバンドリーダー、ピアニスト倉田信雄の証言
さだまさしさんのバンドリーダー、ピアニスト倉田信雄さんのお勧めは、「ひと粒の麦」。
アフガニスタンの人々のために用水路建設に奔走し、凶弾に倒れた中村哲医師を想って、作られた楽曲です。
倉田さんは、さだまさしさんを、「こういう日本人がいたということを、何らかの形で世の中に伝える使命を感じている人だ」と語ります。
さだまさしさんは、偉業を成し遂げた、中村哲先生の歌を作られていたんですね・・・
さだまさしさんは、記録しておきたいと思うほど感動したことは、必ず歌にするのだそうです。
そして「舞姫」は、テンポのゆれが激しく、どんどん展開していき、演奏が最も難しい曲と紹介されました。
さだまさしさんの背中を見ながら、あうんの呼吸で演奏を合わせていくとか!
ある意味、怖い楽曲だそうです。
そんな高度な楽曲を演奏できるのも、さだまさしさんと長年息の合ったバンドメンバーだからこそでしょうね!
さだまさしのスタジオパフォーマンス
さだまさしさんのスタジオパフォーマンスでは、3曲が披露されました。
「長崎小夜曲」は、長崎大水害の折、作られた楽曲だったそうです。
ライブではお客さんが、ワッと立ち上がって盛り上がる1曲です。
次は、「今夜は「舞姫」をやって頂きます。」
「嫌です、お断りします!」
のやり取りを繰り返し、ようやく、難曲「舞姫」を演奏してくれました~
間奏のヴァイオリンの鳴きが沁みますね。
3曲目は、「生命の樹~Tree Of Life~」。
さだまさしさんは、お気に入りのギター、2本の「Tree Of Life」をスタジオで弾いて見せてくれました。
ギターとの出逢いで出来上がった楽曲だから、タイトルも「Tree Of Life」。
「良い楽器は、歌を連れてくる」のだそうです。
はあ~またも名言がでましたよ!
それにしても、さだまさしさんの楽曲は、オーケストラが似合いますね。
さだまさしさんの曲作りの原動力は
「どこにもないものをやりたい。届かない所に届けたい。」
誰も成しえなかったことに挑み続けるさだまさしさん。
やさしい曲調とは違って、ロック魂を感じます。
さだまさしさんの音楽ジャンルは、フォーク?ポップス?
もしや、ロック魂を奥底に秘めた、クラシック音楽なのでは??
今夜も感動で大満足のひとときでした。